イベントレポート

【テイチク民謡会レコーディング】

2018.09.04

「テイチク民謡会レコーディング」

テイチクアカデミーにも参加しているテイチク民謡会、及川清三・石塚千丈・及川清乃・及川清琴が「全日本民踊指導者連盟」の課題曲「涌谷お茶や節」(宮城県)「交野節~石川五右衛門」(大阪府)のレコーディングを行いました。

 

それぞれの曲に踊りの振りがあるので、踊りの先生達もレコーディングに参加をして、その場で踊って、曲のテンポなどの確認作業を同時に行うレコーディングでした。

コンセプトは「埋もれた民謡を、掘り起こす」

今回の課題曲も、歌い手一同が知らない作品まずは、宮城県の民謡「涌谷お茶や節」

実はこの作品を歌う及川清三氏の故郷が宮城県で、歌詞に出てくるフレーズなどは、脳裏に焼き付いている風景という事もあり、

 

スムーズなレコーディング作業でしたが踊りの先生方から、「テンポが多少遅い気がする」とリクエストが有り、再度テンポをアップしての収録!

ブースの中で曲に合わせ踊りが始まり、最終的にテンポアップした方が採用されました。

次に「交野節~石川五右衛門」のレコーディングです。

実はこの作品は、元歌が太鼓とお囃子だけでしかも大阪独特の節回しなどが有る作品!

これをオーケストラにアレンジを変えて、新しい感覚で甦らそうという事で始まりましたが

歌い手の石塚千丈氏は、この作品の独特な節回しと、大阪の味を出すための言葉の置き方などに最初は、てこずった感じではありましたが大阪から来ていた踊りの先生などと、歌のニアンスを確認しながら数回の歌入れを行った結果、最後は見事に自分のオリジナル作品かと思わせるぐらいの完成度にしあがりました!!

又、お囃子を担当した及川清乃・及川清琴も独特なニアンスを、数回の歌入れで、こちらも完璧!!

民謡のレコーディングというと三味線・太鼓・お囃子・尺八等、定番の和楽器は有るものの、バイオリンやドラム・ベース・ピアノ・ブラスなど、最近ではオーケストラ編成でのレコーディングが多くなり、こうした“埋もれた民謡”を再度復活させる時は、元の雰囲気を崩さずに、新しくしていくという作業が必要!その分関係者が多く集まり細かい所をチェックしながらのレコーディングで、伝統的な物を、新しくしていく難しさも感じられたレコーディングでした。

CDは2018年10月17日発売です。